Andrea Bocelli (アンドレア・ボチェッリ)。
三大テノールと呼ばれた一人、Luciano Pavarotti(ルチアーノ・パヴァロッティ)やZucchero(ズッケロ) に見出された、素晴らしいテノールの声の持ち主、イタリアクラシカル歌手(盲目なのです)ですが、今年のUEF Champions League 08-09の決勝(Rome)で、「イタリアらしいオープニングセレモニー」の中、彼が歌い始めたんです。
うっ!この声聴いたことがある!誰だ?
CSの実況:「荘厳な音楽の中...今勇者の姿...。オペラでおなじみアンドレア・ボチェッリさんです...」。
そして、セレモニーの後、「UEFA Champions League Anthem」が流れはじめた時、曲に合わせてイタリア語(だったと思います)で思いっきり歌ってました。
おそらく普段はCDでSTADIUMに流していると思われるますが、これまたイタリアらしい演出です。
昨シーズン、CSのセリエA中継Endingでは、Zuccheroとのデュエット曲「Miserere」は、まさに大好きな曲。毎週末、これが聴こえるとどんな試合見終わった後でもやっぱり、イタリアなんだなぁと。
ところで、夏に公開された映画「アマルフィ 女神の報酬」でサラ・ブライトマンがテーマ曲として歌った「Time To Say Goodbye」はヒットしましたね。
でもこれ、サラ・ブライトマンのオリジナル曲だと思っている人が多いのですが、実はもともと、Con Te Partiro(コン・テ・パルティロ)というイタリア語名で95年からボチェッリが持ち歌(作詞作曲はしていません)として歌っていたんです。
イタリア語だったタイトルと一部歌詞を英語に変え、サラ・ブライトマンからこの曲をデュエットを申し入れたバージョンを翌年披露したところ、ヨーロッパを中心に1500万枚以上のヒットになったそうです。
日本って番宣でバンバン曲が流れてると、なんでもすぐヒットしますね。
でもこの曲を聴いて多くの方がイタリアの音楽に少しでも興味を持ってもらえるのなら「CDショップのコーナー」も増えるというものです。
そんなこんなですが大好きな、Andrea Bocelliの野外ステージから「Miserere」と「Time To Say Goodbye」です。
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